*.log [rubi]

ログのような何か

IS300 1年点検とRC300h試乗

 

2023年10月。IS300の1年点検を受けてきました。

 

今回で2年目の点検となります。距離は、20000kmを少し越えた位。年間1万km程度の走行ですね。特に何も問題無さそうですが、次回の半年点検か、3年目の車検のタイミングで、タイヤ交換を検討しているので、その辺も相談しました。

 

点検結果は問題なく、タイヤの溝も半分程度は残っているとのことで、この調子だと車検のタイミングで良さそうです。まぁ、どうするかはこれから検討することにします。

 

今回は事前に営業担当の方にお願いしており、待ち時間の間にタイトル通りレクサスRCの試乗をしました。本当は、ESの試乗をお願いしようとしてたのですが、タイミングが合わなかったので、次の候補だったRCとなりました。

 

ESを希望したのは、自分のISと同じセダン型ですけど、レクサスのFFはどういう乘り味なのか、一度も乗ってないので経験したいと思っていました。RCはクーペ型とはいえ、似ている所も多く、かなり興味があったんですよね。今回、お借りしたRCは、2018年式のRC300h。距離は、約33000kmの個体でした。

 

 

 

◯モデル仕様

初年度登録2018年11月のDAA-AVC10 RC300h Fスポーツ。10月の仕様変更後モデルかと思います。サイズは、4700mm x 1840mm x 1395mm WB2730mm 車両重量1740kg。新車価格652万円と大きなサイズのラグジュアリーなクーペですね。パワートレインは、2.5L直4+モーターのハイブリッドで、CVTとなります。

オプションのムーンルーフが付いていたので、車検証上は車両重量1760kgでした。前後軸重で見ると、前後とも880kgの50:50。良いバランスなんですね。

 

色は白なので、ホワイトノーヴァガラスフレークですかね。

足はフロント235/40R19、リア265/35R19と、自分のISと同サイズ。タイヤが、BRIDGESTONE REGNO GR-XIIだったのはちょっと意外でした。後で聞いたら、標準はDUNLOP SP SPORT MAXX 050だったようですが、交換のタイミングで、REGNOがあったので試してみたとのこと。

 

 

 

外観は、割と下にボリュームを持たせた綺麗なクーペスタイルだと思います。サッシュレスの為、ドアの開閉時に、少しだけウィンドウが自動で下がります。天井部分が薄く見えて、野暮ったくならないのが良いのかもしれません。

それと、ヘッドライトの3連LEDが、縦型になっているのは、結構デザインとして目立ちますね。今まで、気にして見ていませんでした。

 

 

 

リアは、バンパーの隅のスリットが、造形に立体感が出てて格好良いですね。それと側面から見ると、リアエンドのトランクリッドも跳ね上げてあるのが分かって、ボリュームの割にスッキリした感じに見えるのは、そういう所かなーと思いました。

 

 

 

車内です。本革シートで、黄色の差し色が入っています。黒基調の空間はFスポーツだからか、それほどラグジュアリーな感じはしませんね。ただ、やっぱりクーペとしては大きいので、ゆったりした感じが良いです。

 

運転席周りの装備類は、2020年にMCしたISが、RCからの流れだったので、ほとんど一緒です。ディスプレイがタッチパネルでは無いので、奥まった位置に付いてるのが、見た目大きな違いかなぁ。この個体には、マークレビンソンも付いてたので、細かな所はいろいろ違いますね。

 

 

パネル表面の仕上げとか、ボリュームスイッチの素材なんかも違いますね。

 

 

◯乗ってみた

今回は、大体1.5時間位お借りしました。一般道と高速道を時間的には同じ位走ったかな。

まず、RCに乗ってすぐ思ったのは、ISとインターフェースが似ているので、全然迷わないこと(笑) ただ、一点アホなことをしていて、最初サイドブレーキ(フットペダル形式)の存在を完全に忘れていたこと。。。やばいですよね。動かし始めた時に、インパネにアラートが出たので気づきました。電動パーキングに、すっかり慣れてしまったのは問題だなぁ。

 

動き出しは、ハイブリッドらしく静かで滑らか。半年前にお借りしたIS300hも、同じパワートレインだったので、やはり似ていました。一般道を走り始めると、足回りが意外と柔らかい印象。思っていたよりも、優しい乗り心地です。

 

rubi7.hatenablog.com

 

タイヤ空気圧の標準は、フロント240kPa、リア250kPaと、自分のIS300と同じです。メーター上では、フロント260kPa、リア270kPaなので多少多めの状態でしたが、ドライブモードはノーマルのままですから、これ位の乗り心地が標準なのかな。

 

しばらく乗って、車を止めて観察。ここでタイヤがREGNOだと分かって、タイヤが理由の印象かな?と考えました。一通り写真を撮ったり、車検証を確認してから、再度走り始めました。また、しばらく走ってなんとなく感じたのは、自分のISと比べた時に、ステアリングの中立付近の遊びが、少し多い気がすること。反応がマイルドだから、柔らかい印象に繋がるのかな。

 

ハンドリング自体はイメージ通りで、交差点を曲がるだけでも感じるのは、クーペ型の着座位置の関係だと思うのですが、RCだと曲がっている時に、自分が回転軸の近くにいる感じがします。ISのようにセダンだと、やはり少し真ん中より前になってるんでしょうか。この辺りは、クーペ型の気持ちよさに繋がってます。楽しい。

 

高速道に乗って、少し加速してみます。この辺の動力性能は、必要十分以上ですね。CVTですが、パドルシフトがついてて、6段ありました。ドライブモードをこの時はスポーツにしてましたけど、かなり引っ張る/固定する感じの制御ですね。ISだと割とすぐにDに戻っちゃうんですよね。この辺、スポーツクーペらしい制御だと思います。

 

高速道で気づいたのですけど、このRC、かなり静かなんですよね。ロードノイズが少ないというか。理由を考えてたんですけど、あまり思い浮かばず。これはタイヤがREGNOだから? ちょっと自分のISにREGNO履かせたくなってきました(笑) 結構変わるのかなぁ。

 

あと、ハイブリッド車の際はドキドキのブレーキですけど、IS300hの時と同じく、全然問題無しでした。ハイブリッド車の前後バランスのお陰なのか、ノーズダイブもあまり感じず、踏みやすいです。また、運転支援は少し試してみましたが、この辺は世代で結構違うので、早々に試すのやめました。感じとしては、あまり介入してこない印象でしたね。

 

さて、あまりに気持ちよく走ってると、いつまで経っても戻ってこないと思われてしまうので、程々にして戻りました。レクサスRCですが、運転環境が自分のISと似ている部分が多くあるので、直接的に比較しちゃいますけど、元はGSベースですよね。

なので、車格としてはISより上だと思いますけど、ISが2020年のMCで、ディスコンしちゃったGSのカバーなのか少し大きくなったこともあって、余計似ている気がするんです。

 

だからなのか、結構普通に馴染んでしまって、気持ちよく走れる感じで、細かなことをあんまり考えてませんでした。車体のサイズとしては大きいですけど、普段乗ってるISとほとんど同じなので、走ってても全然気にならず、室内も広いし快適でしたね。

 

生活環境的には、まだメインカーにクーペを持って来れる環境ではありませんが、将来的にどこかで乗ってみるのもいいなぁって思う試乗でした。

 

 

キーパーラボで、2年目のコーティングメンテナンスも完了。キレイになりました。