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ログのような何か

ラリージャパン2023に行ってきた その1(DAY1)

2023年11月。去年に引き続き今年も、WRC ラリージャパン2023を観戦してきました。

書くのが遅いので、もう2週間近く前の話ですけど。。。

 

11/16(木)のセレモニアルスタートから、11/19(日)のフィニッシュまで、去年と同じく愛知県豊田市を中心に開催されました。結果は、去年ホームタウンで優勝を逃したトヨタが、1-2-3フィニッシュという、ほぼ最高の結果。唯一、母国ラリーの勝田貴元選手が、DAY2 SS2のクラッシュもあって、5位というのが残念でしたけど、それでも凄い集中力とリスクテイクによる、ステージウィン10回という追い上げは、去年以上の感動があったと思います。

 

去年は、DAY2、DAY3の2日間、現地観戦したのですが、今年はセレモニアルスタートを観たかったので、DAY1、DAY2の2日間、豊田スタジアムに行ってきました。

 

11/16(木) DAY1

今年は早朝からSSとかではないので、ゆっくりスタートです。8:30頃に大阪を出発し、同行者と合流。9時過ぎからのシェイクダウンは、YouTubeを流して、音だけ聞いてました。結果は、ほとんどわからんかったけど(笑)

 

初日となるDAY1は、朝から鞍ヶ池公園で練習走行となるシェイクダウンがあります。その後、17時頃からオープニングセレモニー(セレモニアルスタート)、19時からSS1の豊田スタジアム内特設コースでSSS(スーパーSS)となります。

 

今年、このスタートを観るのをメインに検討したので、初日に林間SSはありません。ラリー的なSS観戦は、翌日のDAY2で考えてたのですけど、チケット抽選(及び一般販売も)外れました。SS4/7の設楽町(天狗棚)に行きたかったなぁ。

 

さて、今回は豊田スタジアム直行なので、豊田市駅近辺まで問題なく。13:00過ぎには着いてた感じです。新豊田駅側の駐車場に止めて、徒歩でスタジアムまで。

 

 

 

1年振りに豊田市駅前まで来ると、なんか懐かしくなってきました。そして、WRCな空気になってきました。駅前広場では、期間中のイベントでラリーカーが置いてあったので、一通り見学。平日昼間ですので、まだのんびりとした感じですが、ホームタウンとしては気合が入ってます。

 

 

駅前では、スポーツ新聞の号外も配っていました。思わず貰ってしまいました。

 

”世界の「タカ」再び凱旋”  いやー盛り上がりますね!

 

20分ほど歩いて、豊田スタジアム到着。タイトル画像が、今年のメインゲート。

まだ、14時過ぎだったので、ゆっくりとサービスパークを見て回ります。

 

 

 

今年の目玉の一つである、豊田スタジアム内の特設コース。サッカースタジアムの芝を剥がす所から始めて、コース作りに約1ヶ月掛けたそうです。相当手間も費用も掛かっていますが、出来栄えは予想以上でした。写真は、今回取った指定席、1階メイン側S席から見た感じです。かなり近くで観られたので、良かったです。

過去、北海道のWRCでも、札幌ドームにコースを作るとかありましたけど、今回の方が距離感や目線も近く、レースの見応えがありました。

 

 

ラリー1のサービスパーク。配置は去年とほぼ同じ。トヨタのサービスでは、4台とも帰っていました。他のワークスも、シェイクダウンから全て戻っていましたね。

 

 

サービス2。ラリー1以外のサービスが並ぶエリアに来ました。この車は、CarNo.21のニコライ・グリアジン選手のシュコダ ファビアRS。この人は、イニシャルD好きで有名らしく、この写真だと車体後部に「藤原とうふ店(自家用)」の記載がありますね(笑) カタカナで、「ニコライ・グリアジン」って書かれているのも面白い。

ハッチバックのゲート中央にも、とうふ店が書いてあって、本当好きなんだなー。大変親しみが持てます(笑)

 

 

こちらは、CarNo.26の福永修選手の、シュコダ ファビアEvo。総合11位完走。オレンジ色の車体と"555"がすごく目立っていました。

 

サービスパークをいろいろ見て回り、去年DAY3時点ではグッズも売り切れが出ていたので、今回はさっさと購入してたりすると、時間もいい感じに。

 

 

 

スタジアム内のコース上に、全エントリーカーを並べて、オープニングセレモニーが開幕。ライトや音響などの演出も結構派手で良い感じに盛り上げておりました。メイン側の席だったので、ラリー1カーが目の前にズラッと並んでいたのも、壮観でしたね。

 

ただ、去年もあったような、ステージがあってそこに1台ずつ上がってスタートするという形の、いわゆるセレモニアルスタートを想定した上で、S席を取っていたので、全台のスタートを近くで観るってのが出来なかったのは、残念だったかな。。。

 

 

一番近くに止まっていたのは、CarNo.11 ティエリー・ヌービル選手のヒョンデ i20 N Rally1。ラリー1カーのハイブリッドは、サービスパーク内の移動では静かなものの、SS1ではすごい爆音で、さすがの迫力。2台並走によるSSSはかなり盛り上がりましたね。

 

ヒョンデの来季は、ヌービル、タナックのダブルエースがレギュラー。強力なタッグが戻ってきます。来年開幕戦のモンテカルロから楽しみです。

 

 

19時過ぎからは、いよいよSS1 豊田スタジアムSSSがスタート。スタート前に1周ウォーミングアップ走行時は、会場が暗かったりとか、趣向を凝らした内容。写真は、トヨタ時代の師弟関係ともよく言われる、Mスポーツフォードのタナックとトヨタの勝田。スタート直前の緊張感は痺れましたね。この辺は、動画ばっかり撮ってたので、これも動画からの切り抜きです。

 

 

この狭いコースで滑らせながら抜けていく様は、なかなかの迫力です。

豊田スタジアムでは、DAY1が1階S席。DAY2は2階自由席(座ってたのは3階席)から観戦しました。2階より上で見ると、コース全体が見えて、また違った感覚です。それに思っているより距離感も近く、かなり楽しめました。

 

今回の豊田スタジアムSSSは、木曜日のSS1、金曜日のSS8、土曜日のSS16の3回ありました。土曜日は、自由席売り切れになったとか聞いたので、木曜日に行けるなら、結構空いてるのでかなりお勧め。DAY1を観るメリット(?)は、SS1だとエントリー全車見れること。DAY2になると、リタイアも出ますしね。実際、DAY2では、ラリー1カーが3台戻って来ませんでした。。。

 

19時過ぎから始まったSS1は、途中でコース清掃などの中断もあり、最後の走行が終わったのが、21時を回っていました。それからスタジアムを退場、車まで戻って晩ごはんを食べてから宿に向かいました。新城市で泊まったのですけど、着いたら日が変わってましたね。かなり雨が降ってきていました。明日のDAY2は、午前中雨予報。実際、とんでもないサバイバルレースとなったのでした。

 

今年は、1つにまとめようと思ってたのですけど、やっぱり長くなっちゃったので、DAY2は、その2に続きます。